光線療法とは 細胞レベルで感じる光の力可視光線が導く、新しいケアのかたち 光線療法とは 光線療法とは、太陽光に近い「紫外線・可視光線・赤外線」を肌に照射し、体に必要な光エネルギーを補う療法です。光と熱の働きで血流を促し、免疫力や基礎体力を高めることで、自然治癒力を引き出し、不調の改善や健康維持をサポートします。 紀元前2000年頃から行われていた日光療法 古代の人々は、太陽光が生活に必要不可欠な存在であることや健康維持、病気の治療に有用であることを経験的に知っていました。 古代エジプト人は太陽神ラーを崇拝し、日光浴や日光療法を盛んに行っていたという記録が残っており、エジプトで王をファラオ=太陽の子と呼ぶのも、太陽の恩恵をよく知っていたということの表れと思われます。 古代ローマの博物学者ブリニーは、「太陽は良薬である」といい、痛風、リウマチ、皮膚病などの治療に日光浴を応用し、古代ギリシャの医聖ヒポクラテスは、「太陽光と熱は、全ての創傷、殊に開放性骨折、破傷風などに効果がある」といい日光療法を本格的に医療の現場に取り入れました。歴史家であり太陽療法の父であるヘロドトスも、「日光浴は健康を回復したい人には欠くことができない」と記しており、日光浴を推奨していた記録が残っています。 紀元前150年頃のギリシアの外科医アンチロスは、「いかなる患者もなるべく日光にあたるようにすべきである」と記しています。 光線療法の治療効果が認められノーベル賞受賞 1903年にデンマークのニールズ・フィンゼン博士が、現在の治療器の原型であるカーボンアーク灯を創案し、ノーベル医学生理学を受賞しました。これが光線療法研究の始まりです。 ナイチンゲールも、太陽光を浴びた患者の方が回復が早いことに気づき、陽光は健康にも回復にも不可欠であるといっています。光線が血行を改善し、身体の各器官に働きかけ、人間が本来持っている自然治癒力を高めます。 出典:「太陽光線治療器」(一財)光線研究所) 当店では、日本で最初に光線治療を始めた光線治療研究所の「コウケントー」(可視光線治療器)を使用しています。 お一人に、4台の照射を行っており、症状やお悩みに合わせて照射位置を調整します。 医療の現場でも使用され、100年近い歴史と実績を誇り、多くのアスリートや著名人にも支持されています。 冷えは自律神経の乱れが原因 「冷え性」というと、手足が冷たい、女性に多いといったイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。 しかし、近年ではエアコンの普及、ストレス、ダイエット、喫煙などの生活環境の影響により、男性やお子様、ご高齢の方にも広がりつつあります。 冷え性の最大の原因は、自律神経のバランスの乱れです。 自律神経がうまく働かないと、血流が悪くなり、冷えだけでなく慢性的な不調につながります。 現代社会では、ストレスや生活習慣の乱れによって体のバランスが崩れ、本来備わっている自然治癒力が低下している方が増えています。 手足の冷え・頭痛・めまい・立ちくらみ・疲れやすい・やる気が出ない・尿トラブル・不眠・動悸・ほてり・ホットフラッシュ・生理不順・下痢や便秘・発汗過多 そんなお悩みにおすすめなのが、光と熱の力を活かした「光線療法」です。 なぜ「自然治癒力」が大切なのか? ~健康を支える自律神経との関係~ 私たちの体には、本来自分自身で不調を回復し、健康を維持する力があります。これが 「自然治癒力」です。 病気の治療においても、西洋医学・東洋医学を問わず、最も重要なのは自然治癒力を助けることだと言われています。なぜなら、病気を治すのは薬ではなく、その人自身の持つ回復力だからです。 しかし、現代の生活環境では、この大切な自然治癒力が低下しやすくなっています。 自然治癒力が低下する原因とは? 現代社会には、生活習慣の乱れ・ストレス・睡眠不足・過労など、心身に負担をかける要因が多くあります。これらが積み重なることで自律神経が乱れ、血流や代謝機能が低下し、結果として自然治癒力も低下してしまいます。 自然治癒力が低下すると? 疲れが抜けにくく、体調が優れない 風邪をひきやすく、病気が長引く 冷え性や肩こりなどの慢性的な不調が続く 生活習慣病やガンなどのリスクが高まる このように、 自然治癒力の低下は健康全体に影響を及ぼすため、改善が必要です。 冷え性と自律神経の関係 〜一般的な対策だけでは不十分な理由〜 冷え性の対策として、体を温める食事・湯船につかる・服装の工夫・適度な運動・良質な睡眠などがよく挙げられます。しかし、 自律神経が乱れていると、これらの対策を行っても十分な効果が得られないことがあります。 なぜなら? 自律神経が血流をコントロールしている 乱れると血流が悪化し、冷えが解消されにくい 代謝が低下する 体が熱を作り出しにくくなる ストレスが交感神経を過剰に働かせる 体がリラックスできず、冷えが慢性化 冷え性と自律神経は深く関係しているため、根本的な改善には「自律神経を整えること」が不可欠です。 冷え性と妊娠の関係 冷え性は血流を悪化させ、子宮や卵巣への血流不足を引き起こし、ホルモンバランスの乱れや排卵障害につながることがあります。また、基礎体温が低いと受精卵が着床しにくく、妊娠しづらい状態になります。 特に自律神経の乱れが影響し、冷えが慢性化すると妊娠しにくい体質になりやすいです。 妊娠しやすい体をつくるためには、体を温める習慣を持ち、血流を改善し、自律神経を整えることが重要です。 光線療法のしくみ 光線療法は、左右2本の特殊な医療用高純度カーボンを燃焼させ、つくり出した光を病態や症状に合わせ素肌に直接照射します。 カーボンより発生する光線は、太陽光線と同じ紫外線、可視線、赤外線を統合したフルスペクトル光線です。 人体に有害な短波長(U V)の紫外線は含まれていませんので、日焼けもせず安心です。 出典:「可視総合光線療法~理論と治験」(一財)光線研究所 光線療法がもたらす6つの作用 血流を改善し、冷えを根本からケア 光と熱の刺激で血管を広げ、全身の血行を促進 手足の先までしっかり血液が巡り、冷えにくい体へ 増血作用があり、赤血球、白血球、血小板が増加する 自律神経のバランスを整える 光のリラックス効果で副交感神経を優位にし、ストレスを軽減 質の良い睡眠や、心身の安定につながる 時差ぼけ・季節性うつ病などの改善にも有効 細胞を活性化し、自然治癒力を高める 体温が上がることで免疫機能が活性化し、ウイルスや病気に強い体へ 体の内側から健康を引き出し、不調の根本改善をサポート 骨をつくる 体内にビタミンDが生成され、骨が再生強化される 骨粗しょう症の予防に効果的 ホルモン分泌を促す 副腎・甲状腺・女性ホルモンの分泌がスムーズに ビタミンDが生成されることでホルモンバランスを調整に役立つ 痛み・コリの緩和 深部から温めて、コリ・痛みをラクに。 血流を促し、緊張した筋肉をほぐします。 あなたの体に合った光線療法コースを見る 他の健康法との違い マッサージや温浴、運動などの温活・健康法は一時的な改善には役立ちますが、根本的な体質改善には限界があります。なぜなら、それらは表面的なケアにとどまり、細胞レベルでの活性化までは及ばないからです。 マッサージとの違い マッサージは血流やリンパの流れを促し、筋肉の緊張を和らげますが、一時的な改善にとどまり、細胞レベルの代謝向上には限界があります。光線療法は細胞にエネルギーを供給し、深部から修復を促します。 温浴(入浴、岩盤浴、サウナ)との違い 温浴は体を温め血流を促しますが、熱が表面的で持続性がありません。光線療法は細胞のミトコンドリアを活性化し、体の内側から温めることで冷えや免疫機能を改善します。 運動との違い 運動は血流促進や筋力維持に効果的ですが、体力が低下している人には負担になることも。光線療法はエネルギー代謝を高め、運動が難しい人でも体質改善をサポートします。 他の健康法が「外部からの刺激による改善」を目指すのに対し、光線療法は、「細胞レベルでの活性化を行い、根本的な体質改善を促す」のが特徴です。 また、他の健康法と組み合わせることで相乗効果が生まれ、より効率的な健康回復が可能になります。 光線療法で自然治癒力が高まる理由 01)体温が1℃上がると免疫力が約5~6倍に向上光線療法で体温が上がり免疫力が向上すると、血流促進や細胞活性化が起こり、自然治癒力が高まります。 02)血流が改善されることで、栄養や酸素が全身に行き渡る光線療法では、特に下肢を集中的に照射することで末梢から心臓への血流を促進し、全身の血液循環を向上させます。 03)自律神経のバランスが整い、ホルモンや神経の働きがスムーズに光線療法で体が温まり、血流が促進されることでリラックス効果が得られ、自律神経のバランスが整いやすくなります。 「冷え性を根本からの改善」「病気にならない体づくり」「薬に頼りすぎない健康管理」を目指したい方に、光線療法はぴったりのケア方法です。 .薬や対症療法に頼らず、体の内側から健康を育む光線療法。自然治癒力を高め、巡りを整え、健康で活力あふれる毎日を取り戻しませんか? . 光線療法メニュー一覧はこちら